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2年ぶりのポール・マッカートニー日本公演に行ってきた

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4月30日。

2年ぶりのポール・マッカートニー日本公演に行ってきた。

 

やはり相変わらずのバイタリティ―に驚かされる。

 

日本語も毎回上手になっている。

 

カンペを見ながらとはいえ、日本語で観客に話しかける。

2時間30分以上ぶっ続けに歌うヴォーカリスト

ベース、ギター、ピアノ、ウクレレと複数の楽器を弾きこなすマルチプレイヤー

東京ドームいっぱいの人たちを一気に盛り上げるエンターテイナー。

演奏する曲のほとんどを自分自身で作詞作曲したソングライター・・・

 

これほどの条件を満たす人物が果たして存在するだろうか?

 

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イラスト柄の施されたレスポールで「Let Me Roll It」と「I've Got a Feeling」をやったときに聴かせてくれたポールのギタープレイも一級品だった。

 

アンコールでやった「Get Back」は1990年の来日コンサートのとき以来だったので、感動もひとしおだった。

 

そう、僕が初めてコンサートに行ったのが1990年のポール・マッカートニー東京ドーム公演だった。

 

あれから27年。

 

そのあいだ、チャンスがあるたびに何度もポールのライヴを見てきたけど、感動が薄れることは決してない。

 

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とくに2013年以降頻繁に来日して、そのたびに聴かせてくれる「New」の歌詞は往年のヒット曲とは別の感動がある。

 

いつだって自分たちは初めてのことをやってきた、だから自分がどうなるか、自分に何ができるかなんて分からなかったんだ、と歌う。

 

一番感動的なのは、「Then we were new」を2回繰り返し、最後に「And we are new」と歌って終わるところ。

 

そのとき自分たちは新しかった(初めてのことをやっていた)、そして今でも自分たちは新しい。

 

だからこの後どうなるかなんて分からないのだ、とポールは歌っていると僕は解釈している。

 

まさに歴史を切り開いてきた人だからこそ歌える歌。

 

だが同時に、「この後どうなるか分からない」というのは誰にでも当てはまることのはず。

 

僕たちは誰も、これから自分がどうなるか、自分に何ができるのかなんてことに確信はもてない。

 

しかし今までのポールがそうであったように、将来どうなるか分からなくてもやっぱり先に進んで行かなくちゃいけない。

 

「New」という歌は、そういうことを言っているのだと思う。

 

ポールの音楽はこのように、聴く人を励ますという意味でもとても優れている。

 

それをライヴで聴けたのは本当に貴重な経験だったと思うと、一夜明けた今でもまた感動がよみがえってくるのだ。

 

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